この世にはそうでない者とそうである者が存在する。
私は一人、その人を見つけてしまった。
怪物、巨獣、大物、その何れもが言葉としての役割を十二分に果たせずに居る。
語彙の不足があるとすれば私の落ち度である、私はこの遣る方無い自分の能力について、終ぞ知ることは無かっただろう。
GE坊や、彼だ。
冠するはアメリカ、世界最大の総合電機メーカーのティッカーシンボル、GE。
坊やとは、彼の純然たるユーモアから溢れ出した産物だろうか。
GE、そして坊や。
聞くだけでイマジンが疼くだろう、そう、紛れもなくそれは間違いではない真。
彼こそが世界において、譲れない唯一無二の芳名を使う、孤高の存在。
GEと共に生きる、その主である。
彼のことを綴ってゆこう。
BTI、年初来安値更新おめでとうございます。
— GE坊や (@gexemman) November 3, 2021
10年の功、2021吠える
ついに日の目を見た。
その類まれなる崇高な精神と、日々与えられる米国株式からの安寧ともいえるような麻酔成分によって、彼の投資行動は迅速さが増すばかりだった。
BTIこそ彼の、最大の功績であったと思う。
かつて私も購入し、そしてその快楽に陶酔していた。
同時に米国株の将来性を上げる、期待の源泉とも言える、その銘柄。
単純かつ明快で、人々の思考と趣向を買うには十分だった。
これまでの積み重ねられた一枚一枚の歴史とともに、それ以上に層となって来た葉巻。