どうもタバタです。
とうとうダイパリメイクが発売され、あの頃を思い出し万感の思いと共にニンテンドーチケットを購入。
さらに期待のかかるレジェンズアルセウス予約を共に行い、購入したのはシャイニングパールです。
楽しく遊んでいきたいという思いがありますが、なかなかとっつきにくいゲームです。
開発はイルカという会社が行っているようですが、監修は間違いなくポケモンが行っている筈です。
そのポケモンは他に完全新作である、レジェンズアルセウスという、昔のシンオウを舞台にしたゲームを開発中です。
私は思いました、このリメイク、製作者の独りよがりではないかと。
そこまで高くない触りの好感
まずソフト起動から、少々の黒い画面が続くのが気になる。
キャラ選択、ソードシールド・SMなどでは髪色や肌色で母親のスキンも変わっていましたが、今作ではそれが採用されていないようでした。
この時点ではリメイクに関して、必要不必要が完全にわかっており、取捨選択を行っていると私は認識しました。
中国向けのようなキャラデフォルメ、これはまあ展開を考えれば当然のことです。
最近になって中国進出が叶うようになった任天堂、その大きい市場を席捲したい気持ちの表れでしょう。
私の印象としては、悪くはない、けれどいまひとつ。
何処をとってもチグハグ
実家から突然始まる、お決まりの展開である。
移動はスティックと十字キーで可能だ、これには疑問がある。
無印ダイパはバグがあった、それは致命的でもなく、かといって作品に対して影響のないモノとは言えないバグだ。
子供の遊び心にはとてもよい、夢のあるバグだった。
それには歩数が大きく関わっていた。
歩数により欲しい結果を齎す、そのためポケッチの歩数カウンターは必須であった。
しかしそれは製作者の意図していないものだ、リメイク後には残しておく必要は全くない。
今作になって歩数は意味のないものとなっただろうし、ゲーム性にも意味はない。
移動方法を二種類にしておくというのは、いまいち切り替えの時にラグがあるように感じられるし、必要性が感じない。
それから、まずいつも通り、誰のものでもないポケモンを入手。
精神の昂りを感じない、年を取り、私も遊び心が変化しているのだとおもっていた。
二体目のポケモンを入手、そして戦闘、そして疑問だ。
このゲームには学習装置があり、経験値の分配に関わっていた。
後々にパーティ全体へ分配可能になり、その機能はオンオフが可能だった。
しかし今作は必要ない、オンオフは出来ないし、そもそも学習装置が与えられないようだ。
何故学習装置を失くしたのか、理解に苦しむ、ただオフに出来る機能を追加すればいいのに。
これがプレイのし易さにつながるという意図があるのはわかる、わからないのは何故そもそもの選択肢を失くしたのか、だ。
もし学習装置の機能が実装出来ないという理由なのだとしたら、それはとんでもない怠慢だ。
探検セット、地下大洞窟に行くための必須アイテム。
地下は広かった、ただ走り抜けるだけでは移動が困難で、おそらく出入りの位置によって大きく移動を行うのだろうと思う。
ここで思うのが、どう考えてこれを追加したのか、だ。
各部屋のポケモンも数種類、出入りするのは壁堀のリセットくらい。
重要な壁を掘ってもいまいち成果報酬が少ないし、剣盾と比べてやる意味に乏しい。
オンラインで入ってもそこまで意味が無い。
お粗末な出来だ、インディーゲームならこの仕様も楽しめるだろうが、これはポケモンだ。
しかも多くの子供の娯楽となり、思い出を作ったダイアモンドパールである。
それがこんな腑抜けた、ゲームともいえないような出来の追加要素を作るのは、全くやるせない気持ちだ。
ディグダのキラキラもわからないし、移動方法を増やしてほしい、うまみをもっと増やしてほしい。
経験値配分と比べて、ここはチグハグな印象だった。
取り合えず作られたポケッチ
ポケッチは右上においてあるとタッチ操作できない、ダウジングがしにくい、使えない。
何を伝えたいのか分からない
ゲームに出てくる家には寝室がない、ベッドが一種類しかない、家の仕切りがない。
ゲームに悪影響のあるバグしかない、面白がれるのはゲームを面白く思っていない者だけ。
総評、ネームタイトルに胡坐をかいたハリボテ
作りこみが感じられない。
そっくりそのまま作り直して変に思う部分がなかったと思うのは異常で、ポケモン作品に対しての理解、ゲームの理解がない。
昔の不思議なところを不思議のまま持ってくるのは、ポケモンとしてはふさわしくない。
作品は出来たが、ゲームとしては出来ていない。
デフォルメでどこか納得させるような雰囲気があるが、等身が低いのは他の作り直しを省くためか？
勿体ない、誰も意見を出さなかったのかが不思議でならない。
つまらない。そこまで楽しくなれない。
しっかりクリアします。
